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サービス・製品 | 

Netskope社のパートナーアワード5冠を達成しました

こんにちは、セキュリティソリューションのプリセールスを担当している牛田です。

2025年2月に、Netskope Japan主催のパートナー向けイベント「Netskope Japan Partner SKO 2025」にて、「Partner of the year」、「Deal of the year」、「Best Growth」を受賞しました。また、2名のラック社員が「SE MVP」および「Sales MVP」の個人賞を受賞しました。Netskope社より年間で5つのアワードを受賞したのはラックが初めてかもしれません。

本記事では、受賞ポイントやNetskope製品におけるラックでの取り組みについてお話しします。

「Netskope Japan Partner SKO 2025」の表彰楯

受賞ポイント

今回の受賞に至った主なポイントをご紹介いたします。

Partner of the year

Partner of the yearは、年度内における新規契約額が最も大きいパートナーに贈られるアワードです。

写真中央がラックの西村 真彦
写真中央がラックの西村 真彦

Deal of the year

Deal of the yearは、年度内における新規契約額が最も大きい案件を受注したパートナーに贈られるアワードです。

写真中央がラックの坂本 大樹
写真中央がラックの坂本 大樹

Best Growth

Best Growthは、年度内における新規契約が前年比率で最も成長したパートナーに贈られるアワードです。ラックは新規契約額が最も大きい案件を受注し、新規契約額も最大となったため年度比での成長率も引きあがりました。

写真中央がラックの西村 真彦

Sales MVP

Sales MVPはNetskope社の営業部門からノミネートされたアワードとなり、案件獲得に尽力したパートナー営業に贈られるアワードです。Sales MVPは複数名がノミネートされており、ラックからは東海林 秀俊が受賞しました。

写真中央がラックの東海林 秀俊
写真中央がラックの東海林 秀俊

SE MVP

SE MVPはNetskope社のエンジニア部門からノミネートされたアワードで、Sales MVPと同様に案件獲得に尽力したパートナーエンジニアに贈られるアワードです。SE MVPも複数名がノミネートされており、ラックからは齊藤 純二が受賞しました。

写真中央がラックの齊藤 純二
写真中央がラックの齊藤 純二

拡大する内部脅威と外部脅威

Netskopeはクラウドサービス制御(CASB)ベンダーとしてスタートしましたが、現在はガートナー社のシングルベンダーSASEのマジック・クアドラントでリーダーの1社という立ち位置です。SASEの構成要素には、CASBやセキュアWebゲートウェイ(SWG)などがあります。これらの機能により、クラウドサービスやWebアクセスの利用状況を可視化し、内部からの不正な情報の持ち出しをリアルタイムにブロックできます。企業のデータを守るためには、外部からの攻撃対策だけでなく、内部からのリスクにも対応することが重要です。

一方、リモートワークの普及に伴い、VPNを利用したリモートアクセスが一般的になる中で、VPN装置のグローバルIPアドレスが攻撃者に狙われ、侵入口となる事例が多発しています。従来のVPNでは、リモートユーザーが社内ネットワークへ広範にアクセスできるため、認証情報が漏えいした際に、攻撃者が社内リソースを自由に探索できるリスクがあります。

VPNを利用したリモートアクセスの概要図
ランサムウェア感染経路
ランサムウェア感染経路
出典 警視庁 サイバー企画課 令和5年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について
「図表25:感染経路」より抜粋

こうした課題に対し、ゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)の導入が進んでいます。ZTNAを利用することで、PublisherからNetskopeの方向にトンネルを張り、グローバルIPアドレスを公開することなく安全な接続を確立できます。また、VPNのように一括で広いアクセス権を与えるのではなく、必要なリソースのみに限定したアクセスが可能です。そのため、ZTNAは「脱VPN」の有力な選択肢として注目を集めています。

ゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)の概要図

Netskope製品におけるラックの取り組み

ラックでは、お客様に安心してNetskopeをお使いいただけるよう、導入前の課題整理から運用支援まで、一貫したサポートを提供しています。ここでは、ご提案の際に特に重視している取り組みをご紹介します。

PoCの提案および支援

Netskopeの導入に際し、ラックではお客様の社内理解を深め、スムーズな導入につなげるためにPoC(概念実証)の実施を支援しています。お客様の実環境でPoCを行うことで、業務への影響を最小限に抑えつつ、導入後の運用イメージを具体的に検証できます。また、PoCの結果をまとめた報告書は、社内承認の際の有力な資料となり、意思決定を後押しする材料にもなります。

また、NetskopeはCrowdStrike等のEDR製品との親和性が高く、併せて導入することでより強固なセキュリティ対策を実現できます。EDR製品の導入を検討されている場合には、Netskopeと並行してPoCを実施し、相互運用性や効果を確認することも可能です。

Netskopeを導入すると、EDR製品やSIEM製品と連携したIOC情報に基づいて不審なサイトへのアクセスをブロックできます

お客様要件への対応

ラックでは、お客様の要件に対し丁寧にヒアリングを行い、Netskopeの強みを活かした提案をしています。業務効率の向上やセキュリティ強化といった課題に対し、具体的な導入メリットを明確にし、実際の運用まで見据えた支援を提供いたします。また、ISMAP未取得のために導入を見送るケースにおいても、NetskopeがISMAP相当のセキュリティ対策を実施済みであることを示す言明書を提出し、安心してご検討いただけるよう支援しています。

構築から運用・監視サービスまで支援サービスを提供

ラックでは、Netskopeの販売だけではなく構築から運用・監視まで一貫して支援を提供しています。また、Netskopeに限らずIDaaSやEDRなどゼロトラストモデルに基づいた、包括的なセキュリティソリューションの導入支援も多く手掛けています。

Netskope運用サービスの概要図

さいごに

この度、Netskope社より名誉ある賞をいただき、大変光栄です。内部不正やクラウド利用状況の可視化や制御、シャドーIT対策、脱VPNなど、企業のセキュリティ課題はますます多様化しています。今回の受賞に恥じぬよう、今後も引き続きNetskopeを活用したお客様のゼロトラスト環境の実現を支援していきますので、セキュリティ強化を検討されている方はぜひ一度ラックにご相談ください。

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