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こんにちは、Oktaのプリセールスを担当している牛田です。
2025年7月4日に、Okta Japan主催イベント「Identity Summit Tokyo/Partner Forum」において、「Okta Platform Partner of the Year」を受賞しました。2024年に受賞した「APJ Workforce Identity Cloud Partner of the Year」に続く大きな成果です。
本記事では、受賞の背景やラックがOkta製品でどのように強みを発揮しているかについてお話しします。
Okta Platform Partner of the Yearとは
このアワードは、2024年度におけるOkta Platform製品のビジネスにおいて、最も貢献したパートナー企業に贈られるものです。ラックは、10万ドルを超える大型案件を複数手がけたほか、導入支援やアドバイザリーの提供を通じて、多様な業界での導入を加速し、Okta社の市場拡大に貢献した点が高く評価されました。


Okta Platformについて
Okta Platformは、2024年までOkta Workforce Identity Cloudとして提供されていた企業向けのクラウド型アイデンティティ管理ソリューションです。企業や組織がユーザー認証・アクセス制御を安全かつ効率的に行うための統合プラットフォームとして、ゼロトラストやクラウド移行を推進する企業の中核を担っています。
Okta Platformの強みは、Okta Integration Network(OIN)と呼ばれるアプリケーション連携に使われる8,000以上の事前連携済みテンプレート群があり、主要なSaaSアプリとの接続も容易に設定できます。導入や運用の手間を抑えつつ、高度なセキュリティと柔軟な連携を実現できる点が、企業に選ばれる大きな理由です。

Okta Platformでは、シングルサインオン(SSO)においてSAMLやOpenID Connect(OIDC)などを活用したテンプレートが7,500以上、ユーザーアカウントの自動作成・削除を行うプロビジョニングについても、SCIMにて連携できるテンプレートが750以上用意されています(いずれも2025年7月時点※)。こうした豊富なテンプレートにより、主要なSaaSや業務アプリケーションと手間なく連携できる点が、導入のしやすさと運用効率に大きく寄与しています。次の章では、その中でも業務効率化に直結する、プロビジョニングの機能と活用例をご紹介します。
※ SAMLやOIDC、SCIMに対応するアプリケーションであればOINに含まれていなくても連携可能です。
プロビジョニングとは
プロビジョニングとは、ユーザーアカウントや権限情報を各システムに自動で作成・更新・削除する仕組みです。例えば新入社員が入社した際、メール、チャット、勤怠管理など複数の業務システムでアカウントを手動作成するのは手間とミスの温床になります。プロビジョニングを活用すれば、このような作業を自動化し、運用負荷の軽減とセキュリティの強化が可能になります。
プロビジョニングを実現する具体的な手段として、Okta Platformは高い柔軟性と拡張性を備えています。Okta PlatformとアプリケーションをSCIMやAPIで連携することで、Okta Platform上のアカウント情報を変更すれば、連携先のアプリケーションにも自動的に変更が反映されるようになります。運用負荷の軽減や情報の一貫性が確保でき、組織のスピードとガバナンスを両立する基盤として高く評価されています。

プロビジョニングのメリット
プロビジョニングを活用する具体的なメリットをご紹介します。
アカウント管理者による工数削減
近年、企業で利用されるクラウドの数は年々膨れ上がっています。企業で利用するクラウドの数や、アカウント作成・変更などを行う数により、管理者の工数が大きく左右されます。では、1つのアカウントを作成するのに3分程度時間がかかるとした場合、どれくらいの工数を削減できるのでしょうか。

例えば企業で利用するクラウドが10アプリ、新入社員など30人同時に入社した場合、ご利用環境により多少の上下はあるものの机上では約15時間(900分)程度の工数を削減できる計算となります。私が担当してきたお客様で、全社で20アプリ、30アプリ程度クラウドを利用しているお客様も珍しくなくなってきており、この先も管理者の負担がますます増加してしまいます。
膨大な数のアカウント管理は、権限の設定ミスなどの人的リスクが伴うことも注意しなければなりません。
ゾンビアカウントの防止
昨今、退職者や組織間の異動者のアカウントが削除されず放置された「ゾンビアカウント」が、不正アクセスや情報漏えいのリスクを高める要因として問題視されています。
Okta Platformは、こうしたリスクを未然に防ぐための仕組みを備えており、ユーザー情報の源泉を人事システムと連携させることで、退職や異動といったライフサイクルが発生した際、人事側の操作だけで各アプリケーションのアカウントを自動的に無効化できます。さらに、企業ごとの業務フローや人事制度に合わせて柔軟にプロビジョニング設計ができる点もポイントです。
ラックがOktaを取り扱う強み
Oktaをご提案する際、「なぜラックなのか?」という問いをいただくことが少なくありません。ID管理ソリューションの選定においては、製品だけでなく、パートナーの支援体制や実績も重要な判断材料となります。以下で、その具体的な強みをご紹介します。
設計/構築~運用まで一気通貫で支援可能
ラックは、Oktaのライセンス販売にとどまらず、要件定義から設計・構築、運用までを一気通貫で支援できる体制を備えています。サービス導入だけでなく、企業の業務や既存システムとの整合性を考慮した、実践的かつセキュアなID管理の実装が可能です。
さらに、これまでに10,000ユーザーを超える大規模環境への導入実績もあり、複雑な権限設計や段階的な移行支援など、高度なニーズにも柔軟に対応してきました。
Okta認定の資格取得者数が国内上位
ラックには、Oktaの認定資格を保有する経験豊富なエキスパートが多数在籍しており、実践的な知識と高度な技術力をもってお客様を支援しています。資格保有者数は国内でも上位に位置しており、多様な業界・規模の導入プロジェクトで培った現場感のあるノウハウを活かした提案・構築が可能です。導入後の運用やトラブル対応まで、安心して任せていただける体制が整っています。
2年連続Partner of the Yearを受賞
この度、FY25においてOkta Japan社より「Okta Platform Partner of the Year」を受賞しました。さらに、FY24においてもアジア太平洋・日本地域における「APJ Workforce Identity Cloud Partner of the Year」を受賞し、2年連続で日本国内で最高評価をいただいております。技術力とビジネス貢献の両面でOktaから正式に認められたパートナーとして、お客様をサポートいたします。
さいごに
このたびの名誉あるアワード受賞を、大変嬉しく思います。今後もOktaビジネスへの貢献とパートナーシップの強化に向けて取り組んでまいります。また、Oktaには「Okta Platform」と「Auth0 Platform」の2つの主要なソリューションがあります。次回の記事では、より柔軟な認証基盤を提供するAuth0 Platformについても触れていきたいと思います。
最後となりますが、ID管理や認証・認可に関してお悩みの際は、お気軽にラックまでご相談ください。
プロフィール

牛田 徹
インフラエンジニアとアカウント営業を経験し、現在はプリセールスとしてゼロトラストを軸にお客様のセキュリティ課題の解決に向けたご支援をしています。
プライベートでは娘2人の育児に奔走中。仕事と育児の両立で今後も頑張ります。
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