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工夫と苦労がたくさん、バーチャルイベント運営の1年を振り返る~Virtual EXPO News vol.9

LAC Virtual EXPO運営事務局の納富です。

2023年4月に始めた「LAC Virtual EXPO」ですが、早くも10か月が経ちました。今回のVirtual EXPO Newsは、年度末には少し早いタイミングですが、苦労しながら運営してきた約1年間を振り返ってみたいと思います。また、今月のいちおしコンテンツもご紹介していきます!

LAC Virtual EXPO

LAC Virtual EXPOを開催した理由

ラックには、200近いセキュリティ商材があります。

最初からラックに解決を相談したいお客様であっても、コーポレートサイトからカテゴリーを検索して、お問い合わせをする方ばかりではありません。コーポレートサイトは、ラックが得意としていること、現在注力したい商材や取り扱うサービスの全体感が分かりやすいとは言えません。

ラック公式メディアである「LAC WATCH」もありますが、記事はストックされるものの、アピールしたい記事は新たな記事が出ることで、どんどん掲載順が下がっていきます。

そこで、ラックの商材の全体感が確認できて、現在推したい商材と関連コンテンツ(ホワイトペーパー、LAC WATCH記事)を見てもらえるオンライン展示会として、「LAC Virtual EXPO」を開催してきました。「気軽に」「いつでも」「自由に」が、コンセプトのバーチャル展示会です。

開催を続けてみてどうだった?

具体的な数字は公表していませんが、企画・運営チームの予想を上回る来場者数でした。

最初から費用を抑えて、見込み客を獲得しようという狙いではありませんでした。しかし、ウェビナーやWeb上の広告で見込み客情報を獲得するよりも費用を抑えて集客できたので、効果的な結果が得られたと言えるでしょう。おかげで、企画について社内に説明しやすくなりました。

ウェビナーや外部の展示会に合わせて、会場に関係するコンテンツを配置することで、イベントの参加者にも来場してもらえました。

昨年の途中から、Virtual EXPOに手ごたえを感じた運営チームは、評判になりそうなホワイトペーパーをあえてVirtual EXPO限定公開にすることで、流入を図ってみました。

再度、来場してくれた方にも変化を楽しんでもらおうと、会場のデザインを季節に合わせて変更していました。

サイバー空間の会場デザイン
サイバー空間
海の会場デザイン
ハロウィンの会場、ゲストアイコンのデザイン
ハロウィン

オンライン展示会のメリットであり、制約でもあるのですが、会場スペースは限られています。並べたいコンテンツを全て並べることができませんし、分かりやすい場所に配置することもできません。

せっかく来場してくれた方に、目的を達成してもらえるように音声ガイド設置(6月)、チャットボット設置(8月)を行い、求めるコンテンツにたどり着いてもらえるよう工夫しました。

ウェビナー連動企画

先日開催した、「LAC Security Day」では、登壇者が発表の後に質問に答える「Ask The Speaker」エリアを設けました。

LAC Security Dayの参加者の一部の方には来場してもらい、登壇者と会話するだけでなく、イベントとは直接関係のない資料のダウンロードもしてもらいました。

「Ask The Speaker」エリア

ボツになってしまった企画の紹介

もちろん、上手くいった取り組みばかりではありません。ボツになった企画も多数あります。ここでは、企画・運営が歯噛みしながら断念した企画を3つ紹介します。

商談スペース

ラックの商材に興味を持った方と、その場で詳しいお話を聞けるといいですよね。そこで考えたのが「商談スペース」です。

しかし、初めて来場してくれた方に、会場での操作を説明することの煩わしさ、無関係の方が秘密の話を聞かずに済む会場設計、会場内の担当者の適時配置など、安全に快適な空間を作ることが難しかったので一旦ボツになりました。

会場限定セミナー

オンサイトのイベントのように会場でワイワイと参加する感じを作りたく、Virtual EXPO会場での限定開催も考えました。

しかし結局、会議アプリのほうが視聴しやすかったり、イベント中に別画面に遷移させる必要性が生まれたりと、情報収集における快適さの確保ができなかったためボツになりました。

会場を使った謎解きイベント

思った以上に入場登録いただいたので、ぜひ会場で謎解きイベントをやろうよ!という発案もありました。しかし、入場登録してもらったものの、謎解きで会場内にどれくらい人が集まるか見込めず、参加者のメリットも見出しにくいように思いました。

運営側でも謎解きの導線の確認などテストに時間がかかり、コンテンツ準備や会場変更の手間もかかります。謎解きの内容まで考えていましたが、結局ボツになりました。

今後もボツになることを恐れずに、企画を進めたいと意気込んでいます。

今月の注目コンテンツ紹介

今月は2つの資料を公開しました。それぞれどんなものかご紹介します。

役割・部門別に必要なセキュリティ知識をまとめたホワイトペーパー

ラックセキュリティアカデミーから、ホワイトペーパーが公開されたので「教育」ブースに配置しています。

セキュリティ対策を企業内外の"専門家任せ"にするのではなく、従業員それぞれが自身の業務を推進する上で必要なセキュリティ知識を身に付ける、「プラス・セキュリティ人材」を目指す考えを理解してもらう資料です。

専門部署だけで取り組んでいても、インシデント発生リスクは軽減できません。しかし、どうやってそのリスクを会社内に説明していいか分からない......そんな方にオススメです。

連続多発インシデントによるサイバー医療崩壊に備え、企業として取るべき新常識とは

もう1つ、2023年11月に開催した「セキュリティマネジメントSummit 2023 Winter」に登壇した、サイバー救急センターのセンター長の登壇資料を「緊急対応」ブースに設置しています。

ラックで受け付けるサイバー救急センターへの問い合わせ件数は2022年、過去最大となりました。このままでは、我々がお客様のインシデント対応をできなくなる日がやってきます。インシデント被害の最小化およびBCP(事業継続計画)の視点で、これまでの「救急」対応ではなく「かかりつけ医」の必要性を説いた資料です。

今後のLAC Virtual EXPO

2024年度もLAC Virtual EXPOは継続していく予定です。企画・運営チームで企画・改善案を考えることはもちろん、社内外のご意見・感想をもらいながら、改善を進めていきます。

まだご来場していない方は、ぜひ一度、ご来場ください。きっとお役に立てる資料や記事に出会えるはずです。

LAC Virtual EXPOイベント概要

期間 期間 2023年4月4日(火)~常設展示
場所 オンライン(ovice)
参加費 無料(簡単な来場登録のみで入場可能)

※来場登録時に再入場用URLを登録メールアドレス宛てにご連絡いたします。

会場URL https://www.lac.co.jp/lp/lac-virtual-expo-entrance/

プロフィール

LAC Virtual EXPO事務局

LAC Virtual EXPO事務局
いつでも、誰でも、気軽に行けるオンライン常設展示会「LAC Virtual EXPO」の運営事務局です。
展示ブースや限定イベントなどのオススメ情報を発信します。

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