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情報リテラシーカードゲーム「リテらっこ」を気軽に活用できるスターターキットを公開
こんにちは、コグニティブセキュリティ研究グループです。
インターネットやスマートフォンが身近になった今、情報リテラシーは年齢を問わず身につけておきたい大切な力です。そこで私たちは身近なインターネットのトラブルを題材に、楽しみながら情報リテラシーについて考えられるカードゲーム「リテらっこ」を開発しました。
2024年12月のリリース以降、全国の小学校・中学校を対象に体験授業を実施し、多くの児童・生徒の皆さんに参加いただきました。その後も、小学校から大学生、社会人や高齢者の方々まで、幅広い世代に体験の輪が広がっています。加えて、「リテらっこについてもっと知りたい」「どのように活用できるか教えてほしい」といった問い合わせも増えてきました。
リテらっこ体験授業や問い合わせを通じて、よく寄せられる声があります。それは、「リテらっこを実際に体験したい」というものです。一方、これまでリテらっこは当グループのメンバーが進行役となるゲームマスターを務め、カード一式を持参して進行するスタイルでした。そのため、参加人数や実施場所が限られるほか、ゲームマスターには一定の情報リテラシーの知識が必要でした。
「もっと多くの方に、手軽に楽しく情報リテラシーを学んでほしい」という想いから、さまざまなカードゲームの形式を参考に検討を重ね、このたび印刷してすぐに遊べる「リテらっこスターターキット」として公開しました。この記事では、リテらっこスターターキットの概要や活用シーンをご紹介します。
リテらっこスターターキット
リテらっこには、インシデントカード76枚、アクションカード100枚が収録されています。スターターキットでは、その中から体験授業で特に関心が高かったテーマを厳選しました。まずは身近なトラブルを題材に、気軽に楽しみながら情報リテラシーを考えられる構成です。また、ゲームマスターを担当する方がスムーズに進行できるように、各インシデントのポイントを確認できる「インシデント一覧(ミニ解説付き)」も用意しています。情報リテラシーに詳しくない方でも、解説を参考にしながらゲームを進められます。
スターターキット一式紹介
今回公開するのは、以下のとおりです。
- インシデントカード:20枚
- アクションカード:50枚
- らっコイン:20枚
- ゲームマスターマニュアル:1枚
- 遊び方説明書:1枚
- インシデント一覧(ミニ解説付き):1枚
すべてA4サイズ・両面印刷できます。
リテらっこの遊び方
遊び方は、リテらっこリリース時のLAC WATCHで紹介していますので、そちらをご覧ください。
リリースから約1年半で、リテらっこは60回を超える体験授業や講座で活用されてきました。当初はゲームマスター1人に対してプレイヤー5~6人の個人戦を想定していましたが、実際にさまざまな場で実施する中で、参加者や環境に応じた工夫が重要であることが分かってきました。
例えば、学校ではクラス単位で実施するため班ごとのグループ戦にしたり、高齢者向けの講座では数人のグループに分かれて対戦したり。参加者同士が初対面の場合は、自己紹介や雑談を取り入れてからゲームを始めることで、場がほぐれて会話も生まれやすくなります。
これまでの実施経験をもとに、参加者に合わせた工夫の例をまとめました。
- 学校の授業で実施する場合:1クラスにつきゲームマスター1人で班ごとのグループ戦にする
- 初対面同士の場合:自己紹介や雑談を取り入れたアイスブレイクから始める
- 高齢者の方が参加する場合:数人で1グループのグループ戦、インターネットのトラブルに詳しい方を各グループに入れる
おすすめ活用例
情報リテラシーの授業で使うものというイメージが強いリテらっこですが、実は学校だけでなく、家庭や企業、地域のイベントなど、さまざまな場面で活用できます。ゲームをきっかけに自然と会話が生まれるため、情報リテラシーについて学ぶだけでなく、アイスブレイクやコミュニケーションの場としても活用できます。
学校
授業や研修に取り入れることで、身近なネットトラブルを題材に、楽しみながら情報リテラシーについて考えるきっかけをつくれます。
- 情報や総合学習などの授業
- 教員研修、校内研修
- PTA主催の勉強会
- オープンスクールの企画
家庭
子どものスマートフォン利用やSNS、オンラインゲームなど、普段は話しにくいテーマについて話すきっかけにもなります。親子で遊ぶことで、保護者が子どものネット利用について知る機会にもなります。
- 子どものスマホデビュー前のルールづくり、話し合い
- 家族会議(ネット利用ルールの見直し)
- オンラインゲームやSNSとの付き合い方を話すきっかけ
※ 親子で体験することで、保護者が子どものネット利用を理解することができるメリットもあります
企業
研修やチームビルディングに取り入れることで、情報リテラシーを学びながら参加者同士のコミュニケーションを促せます。
- 内定者研修(入社前教育)
- 新人研修での情報リテラシー教育
- チームビルディングを兼ねた研修プログラム
- 社員同士のコミュニケーション活性化イベント
地域・その他
年齢や立場の異なる人が集まる場でも、ゲームでネットトラブルについて考え、会話するきっかけをつくれます。
- 高齢者向けデジタル講習会
- ITリテラシー啓発イベント
- 防犯・ネットトラブル防止講座
- NPOや自治体の啓発活動(情報モラル教育)
ダウンロードはこちら
リテらっこは、子ども(おおむね10歳以上)から大人まで、幅広い世代の方に体験いただくことができます。ゲームをきっかけに、普段は話す機会の少ないインターネットの使い方や身近なトラブルについて考えてみるなど、ぜひ身近な場面での気づきや対話のきっかけとしてご活用ください。今後も時代の変化や社会課題に合わせて内容をアップデートしながら、「情報リテラシーを、もっと身近に、もっと楽しく」伝えていきたいと考えています。
問い合わせ先:cgj-litelacco@lac.co.jp
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