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就活生向けに、サイバーセキュリティの仕事について講演しました

デジタルペンテスト部の石原です。

私の母校である金沢工業大学で、3年生向けの情報セキュリティの授業の最終日に、サイバーセキュリティの仕事に関する特別講演をしてきました。さらに、講演後にその授業を履修していない学生向けにも、同じ内容で談話会を開催しました。

ラックでは、サイバーセキュリティに関わる仕事について分かりやすく紹介する『サイバーセキュリティ仕事ファイル 1 ~みんなが知らない仕事のいろいろ~』を発行しています。それを参考にして、就活を控えた学生向けにお話しした様子の一部をご紹介します。

金沢工業大学の講堂での特別講演の様子
金沢工業大学の講堂での特別講演の様子

※ 小学生児童から大学生までの若年層や大人までの幅広い層に向けた、サイバーセキュリティに関わる仕事を紹介するコンテンツです。ラックの研究開発部門「サイバー・グリッド・ジャパン」のICT利用環境啓発支援室が制作発行しています。

いざ、金沢へ!

2022年10月某日、大学の同期と「卒業して20年経ったなぁ」という話から久しぶりに金沢に行きたいなと、ふんわり思っていました。そんなことを母校にいる別の同期と話したところ、大学で情報セキュリティの専門科目を担当している向井宏明先生を紹介いただき、特別講演をしてみないかとなったのです。

講演の予定は1月26日、ちょうど就職活動も始まるころなので、向井先生と相談してサイバーセキュリティのお仕事について話すこととしました。コロナ禍以前は同窓会に参加したり、学生向けに講演したりする機会がありましたが、すっかりご無沙汰していました。それだけに今回の依頼はとても嬉しかったです。

折しも大寒波到来、金沢行きは雪に阻まれるのか?

講義まで何回か打合せを重ね、内容も固まって準備万端。なのに、数日前から大型の寒波が到来するのでは、というニュースが流れ始めました。そんなとき大学側から連絡があり、「明日は、登校禁止でオンライン授業のみになりました。明日の講演については追ってご連絡します。」と。えーと、特別講演が朝一の授業なので、前日入りの予定なのですが......。出発前日の夜までに金沢へ行けるの?むしろ行っていいの?と同行者と相談していました。幸い、北陸新幹線は通常運行し寒さも少し緩むという予報が出たので、学生には直接会えないかもしれないけれど、大学からオンラインで講演しましょうということで金沢へ。到着してみるとさほど雪は積もっておらず、人の流れもあって安心しました。

大学への道行き

大学までは通常であれば20分ほどの距離ですが、朝一の授業であったことと雪の心配があったため朝食を取らずにチェックアウトしました。悪天候でタクシー配車がNGとのことで、金沢駅前でタクシー探して飛び乗り、大学へ。余裕をもって1時間前に出発したところ、待ち合わせ時間の30分以上前に到着しました。道路には消雪パイプが整備されており、思いのほか雪の影響が少なく、ひどい渋滞もなかったので約束に遅れずにすみました。

特別講演

今回の特別講演は、学期最後の授業後半の1時間で本題の講演と質疑応答、最後に少しだけラックの紹介をするという流れでした。この情報セキュリティの授業は履修学生が多く2クラスあるということで、続きで2コマ同じ内容で講演しました。

サイバーセキュリティのお仕事を紹介

サイバーセキュリティのお仕事は多種多様なので、その中から学生が興味ありそうな職種を5つ選定して紹介しました。ピックアップしたのは、セキュリティコンサルタント、セキュリティアナリスト、インシデントハンドラー、診断士、ペネトレーションテスターの5つです。この5つの職種は、あくまでもラックにおいての業務内容であることを冒頭でお伝えしました。もちろん大まかな部分は共通しており、内容が全く異なることはないと思いますが、各企業の特色があり一概に「この職種はコレだ」とは言えないことは知ってほしいとお伝えました。そしてOBとして後輩に、仕事は楽しいこと面白いことばかりではなく、大変であることもしっかりと盛り込みました。

各職種の説明は「どんな仕事なのか」「どのように仕事を進めるのか」といった概要と、就活を控えた学生が知りたいのではないかと思われる以下の項目を中心にお話ししました。

  • この職種に就くことでどんな技術・知識(スキルと表現)が身につくか
  • この職種に就くとき学生時代に身につけておくと役に立つスキルは何か
  • この職種は、どんなことが難しいか
  • この職種は、どんなことが楽しいのか
特別講演の資料の一部。自己紹介、サイバーセキュリティの仕事、会社説明など
特別講演の資料の一部。会社の取り組みについても説明しました

もちろん、私自身がすべての職種を経験しているわけではないので、事前に社内で各職種の若手メンバーにヒアリングしました。就活を控えた学生と歳が近く、感覚も近いであろう彼らの話は私が聞いていてもとても楽しかったです。仕事は難しいこと、大変なこともありますが、大変なこともある意味楽しんでいるように感じました。大変な仕事は裏返せばやりがいがある仕事で、それに取り組むことが楽しいという思いを伝えられていたらいいと思います。

質疑応答

講演の終わりには質疑応答の時間を用意していました。

私:「質問のあるひとー!どうぞっ!」
学生:......、シーン

私:「えんりょなくー」「どうですか?」
学生:......

私:(先生に視線を送る)
向井先生:「......、えー、では私から。ここにいる学生はこれから研究テーマを~」
私:(ホッとする)「そうですね、研究テーマとしては~」

1クラス50名ほどでしたが、2クラス共にシャイな学生さんが多かったです......。

談話会

講演後に情報セキュリティの授業を履修していない学生向けにも、同じ内容の話を対面でする談話会の時間をとっていました。しかし、悪天候で夕方の遅い時間、これでは参加者がいないのではなかろうかと心配していました。おそるおそる談話会の会場まで行ってみると、数名の学生が待っていてくれているではありませんか!なんと十数名の学生が集まってくれており、恩師ものぞきに来てくれてホッと胸をなでおろしました。

談話会にはサイバーセキュリティの仕事に興味がある、ラックを知っている学生が参加してくれたので、会社紹介と講演と同じ内容を短めにお話しして、質疑応答の時間をしっかりとりました。

談話会の告知用チラシ
談話会の告知用チラシ

談話会での質疑応答

さて、談話会での質問は......、ありました!授業の時にまったく質問がなかったので、内容がダメだったかと心配したのですが、就活間近な学生数名から質問いただきました。具体的な仕事の進め方や、希望職種に就くにはどうすればいいか、これからの研究テーマについてなど様々な質問があり、有意義なお話ができました。会社説明会で同じ質疑応答をするのは難しいとは思いますが、このような半プライベートな談話会であれば本音ベースのお話もできるので、双方の満足感が高まっていいように感じました。

さいごに

ラックでは、今回の特別講演や談話会のような活動を積極的に行っております。OB訪問やインターンシップはハードルが高い、まだそこまでは考えていないけれど会社説明会よりも詳しい話を聞きたいなどのご要望がありましたら、ラックに入社している先輩や学校の先生に相談してみてください。最後になりますが、金沢工業大学の向井先生、河並先生、千石先生ありがとうございました。

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