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視覚障がい者としての活躍が評価され、総務大臣奨励賞を受賞しました

このたび、2018年の「サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞」を受賞し、2月26日に総務省で開催された表彰式で、野田聖子総務大臣から賞状をいただきました。

(左から)篠田氏、外谷、野田大臣、小林政務官、鴨志田氏
(左から)篠田氏、外谷、野田大臣、小林政務官、鴨志田氏

「サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞」について

「サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞」は2017年に始まったばかりの賞で、サイバーセキュリティ対応の最前線(現場)で優れた功績を上げている個人や団体に対して贈られます。

2年目となる今年は、個人では、CODE BLUE(情報セキュリティに関する日本最大級の国際会議)を立ち上げた篠田佳奈氏と、私の2名が、団体では先進的なセキュリティ対策や他組織の手本となるCSIRT活動に取り組んでいるRecruit-CSIRTが選出されました。

受賞理由

「視覚障がいがありながら、セキュリティ診断などセキュリティ関連分野の研究・開発に従事するだけでなく、自身の知見を様々な媒体を通して発信することにより、サイバーセキュリティ分野でも視覚障がい者が活躍できることを明らかにしている」(総務省の報道資料*1 より)

具体的には、過去にLACWATCH(当時はラックブログ)でも紹介してきたように、セキュリティ診断サービス用の疑似攻撃マルウェアの作成*2 や、インシデント対応ツールの研究開発*3 といった活動を通し、情報セキュリティの分野で視覚障がいがあっても活躍できることを広く発信してきた点を評価していただいたようです。

表彰式

表彰式の様子
表彰式の様子

総務省内の総務大臣室で行われた表彰式では、野田大臣から直接、表彰状をいただきました。私には特別に、表彰状の内容を点字で表した副本までいただきました。賞状をいただくことはあっても、点字版まで用意していただくことはなかなかなく、今回のお心遣いは本当にありがたく感じました。

表彰状の内容を点字で表した副本
表彰状の内容を点字で表した副本

表彰式の後には今回の受賞者と野田大臣、小林史明政務官、鈴木茂樹総務審議官、谷脇康彦政策統括官による懇談の時間も取っていただきました。

表彰式後の懇談の様子
表彰式後の懇談の様子

懇談では、東京オリンピック・パラリンピックに絡んでサイバーセキュリティ関連の被害対応に関する課題や、情報セキュリティ分野の人材の不足と絡めて障がい者の情報セキュリティ分野での可能性などについてお話ししました。
帰り際には、野田大臣から「後輩を育ててください」との言葉まで掛けていただき、改めて気が引き締まる思いでした。

おわりに

今回の受賞に関して連絡を受けたときには私自身、大変驚きました。情報セキュリティ分野には、様々な実績を持つ方や活躍している方がたくさんいらっしゃいます。その中で、受賞理由に挙げたように、視覚障がい者の活躍といった観点から評価していただいたことを大変うれしく思っています。今後も引き続き、様々な研究・開発に取り組み、自身の可能性を広げることにチャレンジしつつ、それを広く発信することにより、視覚障がい者の活躍のフィールドの拡大に寄与していきたいと思っています。


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