セキュリティ・キャンプ全国大会2015

今年も暑い夏の恒例イベント
セキュリティキャンプに参加しています。

今年も幕張で「セキュリティ・キャンプ全国大会2015」が開催されており、ラックから私と関君が講師として参加しています。

今年からはクラス制からトラック制に変わり、参加者は好きな講義のトラックを選択して受講できるようになりました。私と関君はいずれも検知トラックの講師として、以下の講義を担当しています。

川口：ネットワーク通信から不審なものを見つけてみよう
関：フォレンジック技術を用いたインシデントレスポンス

今年も厳しい選考を潜り抜けた50人の受講者が幕張に集結し、朝8時30分から夜の22時までみっちり講義を受けています。慣れないツールにとまどう参加者、得意分野で嬉々として輝いている参加者、同じ会話ができる仲間を見つけてはしゃいでいる参加者などなど様々ですが、みんな熱くて厳しいセキュリティ・キャンプを楽しんでいるようです。

このセキュリティ・キャンプに参加するたびに「自分が学生の時にこんなイベントがあったらなあ」とついつい思ってしまいます。その分、私は学生の時に参加していた勉強会で社会人の方々に大変可愛がっていただいたことを思い出します。このあたりの思い出話は＠ITのコラムに書いているので興味がある方はどうぞ。
きっかけは不正侵入 ～私がセキュリティ業界に足を踏み入れたワケ（1/2）

最近ではセキュリティ・キャンプも全国大会だけではなく地方大会も開催されるなど、少しずつ認知度が上がっていて、今回の参加者も地方のミニキャンプ経験者がちらほらいるようです。

この50人の参加者の裏には残念ながら選考に通らなかった多数の応募者もいるはずです。今回通らなかった方は地方のミニキャンプや来年の全国大会に再び挑戦してもらえたらなと思っています。年齢制限にひっかかってしまった方や社会人になってしまった方はいっそ教える側となってセキュリティ・キャンプに関わってくれることを願うばかりです。

参加者のセキュリティ・キャンプは毎日22時まで行われますが、講師には夜のセキュリティ・キャンプが待っています。今夜も作戦会議をするために夜のキャンプを開催するのでした。