-
タグ
タグ
- アーキテクト
- アジャイル開発
- アプリ開発
- インシデントレスポンス
- イベントレポート
- カスタマーストーリー
- カルチャー
- 官民学・業界連携
- 企業市民活動
- クラウド
- クラウドインテグレーション
- クラブ活動
- コーポレート
- 広報・マーケティング
- 攻撃者グループ
- 子育て、生活
- サイバー救急センター
- サイバー救急センターレポート
- サイバー攻撃
- サイバー犯罪
- サイバー・グリッド・ジャパン
- サプライチェーンリスク
- システム開発
- 趣味
- 障がい者採用
- 初心者向け
- 白浜シンポジウム
- 情シス向け
- 情報モラル
- 情報漏えい対策
- 人材開発・教育
- 診断30周年
- スレットインテリジェンス
- すごうで
- セキュリティ
- セキュリティ診断
- セキュリティ診断レポート
- 脆弱性
- 脆弱性管理
- ゼロトラスト
- 対談
- テレワーク
- データベース
- デジタルアイデンティティ
- 働き方改革
- 標的型攻撃
- プラス・セキュリティ人材
- モバイルアプリ
- ライター紹介
- ラックセキュリティアカデミー
- ランサムウェア
- リモートデスクトップ
- 1on1
- AI
- ASM
- CIS Controls
- CODE BLUE
- CTF
- CYBER GRID JOURNAL
- CYBER GRID VIEW
- DevSecOps
- DX
- EC
- EDR
- FalconNest
- IoT
- IR
- JSOC
- JSOC INSIGHT
- LAC Security Insight
- NDR
- OWASP
- SASE
- Tech Crawling
- XDR
こんにちは、ICT利用環境啓発支援室です。
ICT利用環境啓発支援室では、産学官の関係者と連携し、情報セキュリティや情報リテラシーに関する教育活動を全国各地で展開しています。また、地域に根ざした啓発活動による情報セキュリティや情報リテラシーの浸透と、自主的・自律的展開を支援するため、県警察本部や各地域のサイバーセキュリティ団体と協定を結んでいます。
この記事では、3回目の更改を迎えた大分県警本部との協定と、協定に基づいて開催したイベントを紹介します。
サイバーセキュリティ対策強化のための協定更改
2019年にラックと大分県警察本部生活安全部とサイバーセキュリティ対策強化の支援に係る相互の連携協定を締結し、6月1日に更改しました。なお、本協定は主体的・発展的な活動を目的として、2年ごとに更改しています。さらに、6月5日に大分県警察本部で協定書交付式を行いました。
本協定の締結による連携、協力の主な内容は以下のとおりです。
- サイバー空間の脅威に関する情報の共有
- サイバー空間の脅威への対処に関する技術的な交流
- サイバー空間の脅威に対処できる人材の育成
- サイバー空間における犯罪の被害防止に関する広報啓発
- 上記に掲げるもののほか、本目的を達成するために、大分県警およびラックが必要と認めるサイバーセキュリティに関する事項


本協定に基づく連携として、定期的にサイバー犯罪や被害防止の広報啓発に関わる情報・意見交換を実施し、大分県下サイバーボランティア育成への協力など、地域社会の安心・安全を守る活動を推進しています。2024年からは地域における啓発活動の一環として、大分県内で親子向けのイベントを開催し、世代を超えてサイバーセキュリティを学ぶ場を広げています。2025年の夏は、日田警察署でサイバーセキュリティイベントを実施しました。
親子で学ぶサイバーセキュリティのイベント
今回で4回目となるサイバーセキュリティイベントは、8月9日に日田警察署で開催しました。国内で年間猛暑日が最多となった日田市ですが、当日は九州北部での大雨の影響もあり気温は30℃を下回り、雨の中でも20名以上の小学生が参加してくれました。これまで大分市内で開催していましたが、今回は初めて市外に場を広げ、地域を越えて子どもたちにセキュリティを学んでもらう新たな一歩となりました。

イベントではまず、ラックが独自開発した情報リテラシーカードゲーム「リテらっこ」の体験から始まりました。「リテらっこ」は、インターネットの利用中に直面する可能性のあるトラブルや困りごとに対して、どうやってその状況を切り抜けるかを疑似体験しながら、対処法を学べるカードゲームです。このゲームでは、参加者はチームに分かれ、ゲームマスター(進行役&正しい知識の解説役)の主導で進行します。ゲームマスターが出すお題に対して、手元に配られたカードから自分がとる行動を選び、チーム内で最適な行動を話し合って決めます。
今回は、参加者が4テーブル(各5~6名)に分かれ、警察官とラックのメンバーがゲームの進行役となるゲームマスターをつとめました。ゲームマスター以外のメンバーは、サポート役として子どもたちに声をかけ、ときには「別の考え方もあるかもね」と問いかけ、考えを引き出していきました。保護者も加わるうちに子どもたちの発言はどんどん活発になり、カードがめくられるたびに驚きの声や笑い声が飛び交うなど盛況でした。終了時間になっても決着がつかずに休憩時間まで継続したグループもいるほどに白熱しました。


後日、「リテらっこがきっかけで、自宅で子どもと情報リテラシーの話をすることができた」と保護者から嬉しい報告が届きました。イベントでの学びが家庭に持ち帰られ、親子の対話を育むきっかけとなったことは大きな成果です。制作チームでは、この波及効果をさらに広げ、地域に根付く学びへとつなげていきたいと考えています。
この後は、大分県警察本部が手掛けた「サイバー犯罪捜査体験」です。一人一台のPCを使用して、状況証拠やOSINT(オシント)と呼ばれる公開情報を収集・分析し、犯人を突き止めるサイバー犯罪捜査の過程を、ゲーム感覚で体験するプログラムです。独自のかわいいキャラクターが数多く登場し、子どもたちも楽しく操作している様子が見られました。
他にも、子どもたちに『サイバーセキュリティ仕事ファイル』と『システム開発仕事ファイル』を配布し、その中で紹介している「サイバー犯罪捜査官」について、会場にいる本物のサイバー犯罪捜査官を紹介するキャリア講座を実施しました。イベントの締めくくりには、大分県警察による警察官の仕事紹介とともに、警察官の備品の着用体験やパトカーなど警察車両の乗車体験を行いました。

今後について
今後も大分県警察本部と連携し、より幅広い世代を対象とした啓発イベントを共同で開催していきたいと考えています。子どもから大人まで誰もがサイバー空間のリスクを正しく理解し、自らを守る力を育むことで、地域全体のセキュリティ意識を底上げし、安心・安全な社会をつくることに貢献していきます。
タグ
- アーキテクト
- アジャイル開発
- アプリ開発
- インシデントレスポンス
- イベントレポート
- カスタマーストーリー
- カルチャー
- 官民学・業界連携
- 企業市民活動
- クラウド
- クラウドインテグレーション
- クラブ活動
- コーポレート
- 広報・マーケティング
- 攻撃者グループ
- もっと見る +
- 子育て、生活
- サイバー救急センター
- サイバー救急センターレポート
- サイバー攻撃
- サイバー犯罪
- サイバー・グリッド・ジャパン
- サプライチェーンリスク
- システム開発
- 趣味
- 障がい者採用
- 初心者向け
- 白浜シンポジウム
- 情シス向け
- 情報モラル
- 情報漏えい対策
- 人材開発・教育
- 診断30周年
- スレットインテリジェンス
- すごうで
- セキュリティ
- セキュリティ診断
- セキュリティ診断レポート
- 脆弱性
- 脆弱性管理
- ゼロトラスト
- 対談
- テレワーク
- データベース
- デジタルアイデンティティ
- 働き方改革
- 標的型攻撃
- プラス・セキュリティ人材
- モバイルアプリ
- ライター紹介
- ラックセキュリティアカデミー
- ランサムウェア
- リモートデスクトップ
- 1on1
- AI
- ASM
- CIS Controls
- CODE BLUE
- CTF
- CYBER GRID JOURNAL
- CYBER GRID VIEW
- DevSecOps
- DX
- EC
- EDR
- FalconNest
- IoT
- IR
- JSOC
- JSOC INSIGHT
- LAC Security Insight
- NDR
- OWASP
- SASE
- Tech Crawling
- XDR