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システム開発におけるニューノーマルとは~日本政府が指摘する「VUCA」がDX実践の鍵

2020年は、世界史に大きなインパクトを残した年になりました。言うまでもなく、新型コロナウイルス感染症の世界的な感染拡大(パンデミック)です。世界で1億1,000万人以上の感染者、249万人以上の死者(2021年2月24日現在 米ジョンズ・ホプキンス大の集計)を記録し、多くの国では近代としては例のない都市封鎖(ロックダウン)の実施を余儀なくされました。

国内においては、緊急事態宣言により人の移動が制限され、経済活動が著しく阻害されました。運輸そして運輸が必要とする自動車などの機材、機材が消費する燃料などの消耗材、観光客が激減した観光地や地方経済、テーマパークやイベントなど人の集まる消費活動など、多くの事業者が痛手を受けています。経済全体の低迷は、長期的にみれば直接的な影響を逃れた業種にも影響し、購買意欲の低下や事業縮小および廃業による雇用減少など、長期的に影響が続く可能性があります。

いま、日本政府がリードする形で、ビジネスの世界でにわかにブームとなっている言葉があります。それが「VUCA」(ブーカ)です。Volatility(不安定さ)、Uncertainty(不確定さ)、Complexity(複雑さ)、Ambiguity(不明確さ)という4つの単語の頭文字を取ったものです。市場、組織、個人などビジネスを取り巻く環境が変化し、将来の予測が困難になっている状況を意味する造語です。

このVUCAが、現在日本企業が直面しているデジタルトランスフォーメーション(DX)実践という課題を解決する鍵となり、システム開発を新常態(ニューノーマル)に導く兆しがあることについて、今回ホワイトペーパーにまとめました。

システム開発におけるニューノーマルとは

日本政府が指摘する「VUCA」がDX実践の鍵

経済産業省は2019年3月、『人材競争力強化のための9つの提言(案)~日本企業の経営競争力強化に向けて~』を発表、その中で3つの「大原則」とそれに基づく6つの「具体的な方策」を提言しています。その中でVUCAは、大原則の1つとして位置付けられ、経営トップに対して「率先して、VUCA時代におけるミッション、ビジョンの実現を目指し、組織や企業文化の変革を進める」ことを要求しているのです。

これまでの常識が覆りつつある中でも、企業は事業を前に進め、消費者や企業に起きる環境の変化を支援しなければなりません。

そうした変化の中で、ラックは、今こそさまざまな産業が、企業の中核としてITをフル活用するべきだと考えています。従来のように「ITを経営に活用する」のではなく、「ITと経営は一体である」という意識への変革と、それに伴った行動の変容が必要なのです。

本書では、国が進めるVUCA時代に対応するため、DXを推進する時代背景を確認した上で、IT視点での具体策を提示します。2009年前後から世界的に広がったアジャイル開発、そしてIT運用の現場では当たり前となったDevOpsを企業経営に適用することで、DXを推進し、企業の競争力を拡大できることを説明しています。

内容

はじめに

  1. 激動の今をどう受け止めるのか
  2. デジタルトランスフォーメーション推進の本質とは
    2.1 デジタル技術による既存市場の破壊
    2.2 デジタルを駆使する破壊者はどう戦っていくのか
    2.3 「深化」のためのルールは「探索」には向かない
  3. トレンドがめまぐるしく変化する現代に、いかにして追従するのか
    3.1 「DXレポート~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~」
    3.2 DX化により企業をモダナイズする
  4. アジャイル開発、DevOpsそしてクラウドネイティブへの移行
    4.1 アジャイル開発
    4.2 DevOps
    4.3 クラウドネイティブ

さいごに

システム開発におけるニューノーマルとは

日本政府が指摘する「VUCA」がDX実践の鍵

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