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ラックピープル | 

オンライン「KOSENセキュリティ・コンテスト2020」の熱い戦い~全国の高専生の挑戦をラックがサポート~

全国の高専生が熱戦を繰り広げる「KOSENセキュリティ・コンテスト」が、今年も開催されました。5回目の開催となる今回、昨年に引き続きオンラインでの開催で、全国から51チームが参加しました。最後までトップ争いが行われ、白熱した戦いを制したのはどの高専だったのかでしょうか。

また、コンテスト運営に関わっているラックの取り組みもご紹介します。

KOSENセキュリティ・コンテストとは

「KOSENセキュリティ・コンテスト」は、全国の高専生を対象としたCTF(Capture the Flag)形式のコンテストです。CTFとは情報セキュリティの技術を競う競技を指します。このコンテストは、2016年より「国立高専機構 サイバーセキュリティ人材育成事業(K-SEC)」の一環として、開催されています。

KOSENセキュリティコンテスト2020スライド

「K-SEC」とは、全国の国立高専でのサイバーセキュリティ人材育成の取り組みであり、企業、大学、公的機関等の外部組織との連携が進められています。ラックはK-SECの連携企業として、高度人材育成講座での講義や演習、コンテスト等の実施や運営支援等で支援しています。

今年のコンテストはどうだった?

今年は11月14日(土)に、一関工業高等専門学校が会場で開催されました。参加チームはフルリモートですが、ラックは運営協力のため岩手県へ現地入りしました。11月なんですが、最低気温が5°くらいでちょっと寒かったです。

開会式であいさつする一関高専・千田先生
開会式であいさつする一関高専・千田先生

競技のスタートは10:00、終了は16:00で6時間の戦いになります。競技がスタートすると、各チーム一斉に問題に取り掛かります。設問の難易度によって得点が違うので、どの問題から取り組むかの戦略も大事ですね。各チームがどの設問に正解したかの結果はリアルタイムで設問ページに掲載され、目まぐるしく変わる戦況に目が離せません。終了時間間際に、競っていたチームが高得点の問題に正解して順位が入れ替わる逆転劇もよくあります。

参加者全員がこの長丁場の戦いを制し、見事に優勝を手にしたのは「inconspicuousチーム(奈良高専)」でした!おめでとうございます!!彼らは、運営チームが用意した問題を、なんと持ち時間を余らせてすべて回答しました。いやー、すごいですね。続いて、第2位の「LynT4χ(都立産業技術高専)」もすべての問題を解いており、レベルの高さに運営チーム一同びっくり。ただただ驚き、感心するばかりでした。回を重ねるごとにレベルが上がっていることを強く実感しました。

競技終盤のスコア状況
ハイレベルな戦いであったことがうかがえる、競技終盤のスコア状況
奈良高専チームがすべての問題に解答した際の状況
奈良高専チームがすべての問題に解答した際の状況

閉会式では、ラックの谷口からみなさんへご挨拶させていただきました。今回も無事にコンテストを終えることができ、関係者のみなさんと参加者、参加チームの指導者の皆さんへ深く感謝を申し上げました。来年の開催もハイレベルな戦いになりそうで、今からとても楽しみです。高専生のみなさん、ぜひまた来年も参加してくださいね。

閉会式で問題の解説をする、ラックセキュリティアカデミーの谷口
閉会式で問題の解説をする、ラックセキュリティアカデミーの谷口

なお、上位の成績は以下の通りです。第3位までのチームは表彰され、賞状が贈られました。

上位8チームの成績

第1位 第1位 inconspicuous(奈良高専)
第2位 LynT4χ(都立産業技術高専)
第3位 明石高専A(明石高専)
第4位 旗滅の刃(鈴鹿高専)
第5位 BNN(呉高専)
第6位 落単Guys(高知高専)
第7位 helix(津山高専)
第8位 void 全肯定bot(char *str){ printf("それな"); }(高知高専)

さいごに

「KOSENセキュリティ・コンテスト」の競技で時間内に多くの問題を解くには、設問で何が問われているかを正しく読み取り、答えを探していく力が必要です。また、もともと持っている知識や、仲間や検索結果から得た知識をどう生かすかも重要です。限られた時間で最適解を求める、まさにセキュリティの現場で求められる大事な能力のひとつとも言えますね。

ラックでは、今後も様々な産学官連携のサイバーセキュリティ人材育成に取り組んでいきます。その様子は、今後もこのLAC WATCHで紹介していきたいと思っております。

参考情報

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