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AIソリューション

生成AI 社内活用導入支援サービス

DX & System Development

生産性向上で期待される生成AIモデル「ChatGPT」を
社内向けに安全対策を施し活用へ

ChatGPTは、質問に対する答えをインターネット上の大量のデータから探し回答します。しかし、入力したデータはAIの再学習などに利用されるため、入力した内容に機密情報などが含まれる場合、情報漏えいにつながるリスクが懸念されています。「生成AI 社内活用導入支援サービス」はこうしたリスクを取り除くため、「Azure OpenAI Service」を利用し、お客様のプライベートな環境でChatGPTを安全に使えるようにします。

サービスの強み

社員の業務をサポートしてくれるChatGPTを
データ流出の懸念なしに安全に活用できます

OpenAI社が開発した人工知能チャットボットであるChatGPTは、インターネット上の大量のデータを学習して、人と対話するようなやりとりが実現できます。ChatGPTの技術が搭載された「Azure OpenAI Service」を利用することで、企業に最適化されたChatGPTを使うことができ、データ流出の危険なしに企業の機密情報をAIに学習させられます。

また、質問に対する自然な回答や情報への誘導、文書生成や要約、文法チェック、コンテンツの改善提案など、多岐にわたる支援が可能です。

現行のChatGPTではデータの流出が心配、Azure OpenAI Serviceを使ってデータを外部流出させずに安心して自社ドキュメントに対応

サービス導入効果

  1. 社内チャットボットで
    業務時間を節約
    社内の文書を本サービスに登録することで、自社独自の質問にも答えられるFAQの導入が可能です。従来、フォームや電話で寄せられる社員からの問い合わせに、担当部署が対応する必要がありました。本サービスを利用することで、社員が時間や場所を問わず、知りたい情報を得られるようになるため、以前の担当者が費やしていた時間や労力を節約できます。また参照元も併せて提示することで、情報の信憑性を確認できます。
  2. 社内チーム間の知識を
    効率的に活用
    チーム間で必要な情報を登録することで、チームメンバーは誰でも同じ情報にアクセスできます。新たな情報が発生した際も、遅延なくチーム全体に共有され、意思決定や作業の円滑化が図れます。自然言語による対話形式で質問できるため、新規に参加するメンバーでも、迷わず、効率的に情報にアクセスできます。
  3. 文書の生成で、
    執筆や資料作成の時間を短縮
    ChatGPTは提案書やメールのテンプレートを使った文書の生成が可能です。プロンプト(AIに対する指示)を上手に使うことで、生成する文章の条件や含めたい単語などを指定できます。入力した文書や生成された文書は、企業や組織独自のシステム環境に格納されているため、情報漏えいの心配がなく、安全かつ効率的に業務を遂行できます。

生成AI 社内活用導入支援サービスとは

カスタマイズと開発

企業や組織の要件に応じて、セキュアな環境でChatGPTを利用するために、Azure上に「Azure OpenAI Service」を構築・実装します。一般的な質問と企業や組織独自の文書を、分けて検索できます。業界やターゲットユーザーに適した活用方法やプロンプトのテンプレートなどを提供し、最高のパフォーマンスを実現します。

生成AI 社内活用導入支援サービスの画面例

選べるOpenAPIのGPTモデル

OpenAI社は、これまで複数のGenerative Pre-trained Transformer(GPT)モデルを提供しています。そのモデルによって、生成される回答が変わることがあります。「生成AI 社内活用導入支援サービス」ではこれらのモデルを簡単に比較できるようになっており、最適なモデルを選択して、サービスを利用できます。開発者は独自のAIアプリケーションを迅速に構築できます。

ChatGPTの活用法をレクチャー

ChatGPTをチャットボットとして利用することで、自然な対話を通じて、ユーザーの質問に洗練された回答を提供できます。記事の草案や、質問の投げ掛けとそれに対する回答を生成してくれるため、社員による業務の自己学習を補助してくれます。これらはChatGPTの活用法の一部に過ぎませんが、その柔軟性と多様性は幅広い分野に適用できます。

一方で、利用方法が多過ぎて、どのように業務に活用していいかわからないという声も多く聞かれます。ラックは、生成AIの利用を推進しています。社内で得られたノウハウを基に、企業や組織による業務改善に活用してもらえるように、利用方法をレクチャーします。

一般公開版のChatGPTの課題

データの課題

一般公開版のChatGPTは、無料かつ非常に便利なサービスですが、検索できる情報は2021年6月時点に学習したものであるため、その情報の範囲内でしか検索できません。

「生成AI 社内活用導入支援サービス」では、自社に構築した「Azure OpenAI Service」の中に、社内規定やマニュアル、議事録など様々な文書を取り込むことで、自社の情報を素早く取り出し、それを使って文書を作成できます。文書形式もPDF、Excel、Wordなどに対応しております。

セキュリティの課題

一般公開版のChatGPTでは、入力したデータはオプトアウトの設定をしないと学習データとして使われてしまいます。

「生成AI 社内活用導入支援サービス」ではデータはお客様のクラウド環境のみに保存されるため、再利用の心配がなく、セキュリティ面に不安があり、社内利用を全面禁止にしているという企業や組織も安心して利用できます。また、「Azure OpenAI Service」でセキュリティ対策を講じた環境を構築するため、登録したデータの漏えいを防ぐことができます。

※ ラックはAzure OpenAI Service リファレンスアーキテクチャに賛同しているパートナーです。
Azure OpenAI Service リファレンスアーキテクチャ

サービス提供の流れ

本格導入前にいくつかの部門でミニマム導入したいといったご要望にも対応いたします。

  1. Web会議などでヒアリング※ ヒアリングは何度か実施させていただく場合がございます
  2. お客様の環境、ネットワーク状況、セキュリティ要件等を調査
  3. お客様のAzure環境のご準備
  4. お客様の社内環境に合わせたアプリのカスタマイズ
  5. サービス導入

価格

個別にお見積りいたします。お気軽にお問い合わせください。

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