生成AI 社内活用導入支援サービスとは
カスタマイズと開発
企業や組織の要件に応じて、セキュアな環境でChatGPTを利用するために、Azure上に「Azure OpenAI Service」を構築・実装します。一般的な質問と企業や組織独自の文書を、分けて検索できます。業界やターゲットユーザーに適した活用方法やプロンプトのテンプレートなどを提供し、最高のパフォーマンスを実現します。
選べるOpenAPIのGPTモデル
OpenAI社は、これまで複数のGenerative Pre-trained Transformer(GPT)モデルを提供しています。そのモデルによって、生成される回答が変わることがあります。「生成AI 社内活用導入支援サービス」ではこれらのモデルを簡単に比較できるようになっており、最適なモデルを選択して、サービスを利用できます。開発者は独自のAIアプリケーションを迅速に構築できます。
ChatGPTの活用法をレクチャー
ChatGPTをチャットボットとして利用することで、自然な対話を通じて、ユーザーの質問に洗練された回答を提供できます。記事の草案や、質問の投げ掛けとそれに対する回答を生成してくれるため、社員による業務の自己学習を補助してくれます。これらはChatGPTの活用法の一部に過ぎませんが、その柔軟性と多様性は幅広い分野に適用できます。
一方で、利用方法が多過ぎて、どのように業務に活用していいかわからないという声も多く聞かれます。ラックは、生成AIの利用を推進しています。社内で得られたノウハウを基に、企業や組織による業務改善に活用してもらえるように、利用方法をレクチャーします。
一般公開版のChatGPTの課題
データの課題
一般公開版のChatGPTは、無料かつ非常に便利なサービスですが、検索できる情報は2021年6月時点に学習したものであるため、その情報の範囲内でしか検索できません。
「生成AI 社内活用導入支援サービス」では、自社に構築した「Azure OpenAI Service」の中に、社内規定やマニュアル、議事録など様々な文書を取り込むことで、自社の情報を素早く取り出し、それを使って文書を作成できます。文書形式もPDF、Excel、Wordなどに対応しております。
セキュリティの課題
一般公開版のChatGPTでは、入力したデータはオプトアウトの設定をしないと学習データとして使われてしまいます。
「生成AI 社内活用導入支援サービス」ではデータはお客様のクラウド環境のみに保存されるため、再利用の心配がなく、セキュリティ面に不安があり、社内利用を全面禁止にしているという企業や組織も安心して利用できます。また、「Azure OpenAI Service」でセキュリティ対策を講じた環境を構築するため、登録したデータの漏えいを防ぐことができます。
※ ラックはAzure OpenAI Service リファレンスアーキテクチャに賛同しているパートナーです。
Azure OpenAI Service リファレンスアーキテクチャ
サービス提供の流れ
本格導入前にいくつかの部門でミニマム導入したいといったご要望にも対応いたします。
- Web会議などでヒアリング※ ヒアリングは何度か実施させていただく場合がございます
- お客様の環境、ネットワーク状況、セキュリティ要件等を調査
- お客様のAzure環境のご準備
- お客様の社内環境に合わせたアプリのカスタマイズ
- サービス導入
価格
個別にお見積りいたします。お気軽にお問い合わせください。