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ラック、サイバー攻撃からの防御能力を飛躍的に向上させる脅威情報(スレットインテリジェンス)提供サービスを開始

~セキュリティ対策製品に対して、最新の脅威や日本特有のサイバー攻撃情報を「JLIST®」として提供~

2018年7月12日 | プレス

株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 西本 逸郎、以下ラック)は、最先端の現場から独自に集積・分析したサイバー攻撃の脅威情報(スレットインテリジェンス)「JLIST(ジェイリスト)」を提供するサービスを2018年8月1日より開始いたします。これにより、最新の脅威や日本特有の脅威に対して、市販のセキュリティ対策製品の防御能力の飛躍的な向上が期待できます。

サイバー攻撃はますます巧妙になり、企業・官公庁などにおいては、市販の高度なセキュリティ対策製品を活用し対策を講じるなどしています。このような市販製品は、グローバルの攻撃情報をカバーし広範囲のサイバー攻撃に対して有効であるものの、標的型攻撃やランサムウェアなどが行使する「ゼロデイ攻撃 ※1」に代表されるような最新の攻撃や日本特有の攻撃については十分に対応できていないのが現状です。このため、市販製品に、スレットインテリジェンスを付加することで、さらに効果的に活用できる期待が高まっています ※2

ラックは、このような期待に対し、セキュリティ監視、マルウェア分析、技術研究の3つの精鋭部門における膨大な知見をまとめてデータベース化し、独自の脅威情報「JLIST」として提供することにしました。
「JLIST」は、日本最大級のセキュリティ監視センター「JSOC®」が提供するセキュリティ監視サービスやマネージド・ディテクション・アンド・レスポンス(MDR)といった最先端のサービスのほか、日本を標的としたマルウェアによるインシデント情報を扱うACTR(Advanced Cyber Threat Research Center)、研究開発部門「サイバー・グリッド・ジャパン」で研究過程で得られた攻撃情報など、ラックのセキュリティ専門家が日本国内で確認した脅威情報を中心に構成されています。特にJSOCにおいては、大手をはじめとする900を超える企業・団体において、サイバー攻撃の情報収集・分析を24時間365日行っており、JSOCでしか得られない最新の日本特有の脅威情報を有しています。
市販製品に対し、「JLIST」を付加することで、市販製品が得意とするワールドワイドな脅威情報に加え、日本特有の攻撃などへの対応が強化され、巧妙なサイバー攻撃に対する防御能力の飛躍的な向上が期待できます。

今後もラックは、時代の変化を俯瞰するとともに社会の課題を的確に捉え、効果的なセキュリティ対策ソリューションを備えたお客様のデジタルトランスフォーメーションを支援してまいります。

  • ※1脆弱性が発見されてから、修正プログラムなどの対策が提供されるまでの時間差を利用して行われる攻撃のこと。
  • ※2IT市場専門調査会社「IDC Japan」によると、2016年の日本国内におけるスレットインテリジェンスサービス市場規模は約200億円、2021年には予測規模315億円と更なる拡大が見込まれています。
    出典:IDC Japan「国内標的型サイバー攻撃対策市場予測(2017年9月19日発表)」

サービスの特徴

ラックの専門的な知見を活用した高精度のスレットインテリジェンス

「JLIST」は、ラックの3つの精鋭部門で得られるサイバー攻撃の脅威情報を精査、抽出したもので構成され、日本特有のマルウェアなどの脅威に対し、高い検知精度を持つことを特徴としています。

【JSOC】

日本最大級のセキュリティ監視センター「JSOC」では、900を超える日本の企業・団体に対してリアルタイム監視を行っており、実際に挙動のあった脅威について、セキュリティアナリストが分析、精査を加え、高精度な脅威情報として抽出します。

【ACTR】

マルウェアに関する高度なスキルを有する調査員で構成され、最新のマルウェアについての調査、分析に取り組む「ACTR」は、調査結果から抽出された脅威情報をJLISTとして提供します。

【サイバー・グリッド・ジャパン】

セキュリティ防御技術の研究開発に取り組んでいる「サイバー・グリッド・ジャパン」は、研究活動過程において独自に集積、分析された脅威情報を提供します。

サイバー攻撃に対するセキュリティ対策製品の防御能力を飛躍的に向上

高機能化の進む近年のセキュリティ対策製品の自動防御機能と「JLIST」を組み合わせることで、世界的なサイバー脅威の網羅性に対して日本特有の脅威に対する強い防衛能力が加わり、巧妙なサイバー攻撃に対する防御能力の飛躍的向上を実現することができます。

JLISTの導入イメージ
JLISTの導入イメージ

提供価格

エンドユーザ向け想定提供価格 製品1台あたり 年間 40万円~(税抜)

(注)JLISTを提供するベンダーにより提供価格は異なります。

売上目標

「JLIST」の対応製品拡大に向け、国内外のセキュリティベンダー、SOC事業者等に広く協業を呼び掛け、多くのお客様にスレットインテリジェンスを活用したセキュリティ対策を推進することで、3年後に売上3億円を目指します。

備考

JSOCご契約者様への「JLIST」ご提供については、パロアルトネットワークス社製 次世代ファイアウォールから開始し、順次対応製品を拡充予定です。

参考情報

脅威情報提供サービス「JLIST」

お客様からのお問い合わせ先

株式会社 ラック(営業担当) E-mail: sales@lac.co.jp

株式会社ラックについて

https://www.lac.co.jp/

ラックは、1986年にシステム開発事業で創業、多くの実績を誇る「金融系の基盤システム開発」「マーケティング・オートメーション支援」「ビッグデータ・アナリティクス」を始め、社会の基盤システムの開発を行っています。1995年にはいち早く情報セキュリティ事業を開始し、現在ではサイバーセキュリティ分野のリーディングカンパニーとして、官公庁・企業・団体等のお客様に業界屈指のセキュリティ技術を駆使した、先端のITトータルソリューションサービスを提供しています。

* ラック、LAC、JSOC、JLISTは、株式会社ラックの国内及びその他の国における登録商標または商標です。
* Palo Alto Networks、Palo Alto Networksロゴは米国と司法管轄権を持つ各国でのPalo Alto Networksの商標です。
* その他、記載されている会社名・団体名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。

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