更新情報 【Apache Struts2 の脆弱性(S2-016)を悪用した攻撃の急増について】 のお知らせ
2013年7月18日 | お知らせ
当社が運営しておりますセキュリティ監視サービス「JSOC マネージド・セキュリティ・サービス」において、Webアプリケーションを構築するためのフレームワークであるApache Struts2における脆弱性(S2-016)を悪用した攻撃が多数確認されました。
当社は、本件を緊急事案と受け止め、注意喚起を配信いたします。
2013年7月19日追記:
昨日18日はさらに攻撃の頻度が増加しております。
Apache Struts2を使用されている方は、十分注意をしてください。
概要
2013年7月16日に公開された、Webアプリケーションを構築するためのフレームワークであるApache Struts2における脆弱性(S2-016)を悪用した攻撃が、2013年7月17日から急増しております。
本件を深刻にしているのは、7月16日にセキュリティアップデートが公開され、翌日には攻撃が具現化している点です。Apache Struts2を使用されているサイトの多くは、セキュリティアップデートの適用によるWebアプリケーションへの互換性問題が懸念されるため、互換性検証作業を行う都合で対策が遅れる可能性を懸念しています。
公開アプリケーションにてApache Struts2を利用している場合には、外部からの攻撃の影響を受ける可能性が高いと考えられます。当社では、すでに攻撃成功が疑われるインシデントを観測しており、深刻な事態につながらないよう注意喚起いたします。
詳細は次のページをご覧ください。
Apache Struts2 の脆弱性(S2-016)を悪用した攻撃の急増について
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