ラックは、社員とともに成長し続けるために、常にチャレンジする姿勢を尊重し、多様な社員が最大限活躍できるよう人材育成強化に取り組んでいます。
新入社員研修の推進
ラックでは新入社員が文系出身者や初学者でも問題なくスキルアップができるよう、一般的なマナー研修のほかに、ITに関する基礎スキルを体系的に学ぶ研修を実施しています。また、専門研修やOJTによる実践研修に加え、フォローアップ研修などにより、自律した人材となるための必要な社内教育を実施しています。
新型コロナウイルス感染症の拡大を背景に、2020年度以降はオンライン研修が高い比率となっていましたが、5類感染症への移行後は集合研修の比率を高め、学習効果向上とともに同期社員同士のコミュニケーション活性化を図りました。一方で、配属後はテレワークを主体とした働き方となるため、オンラインでの研修を一部継続し、オンライン上の立ち居振る舞いやマナーを学ぶ機会としています。



次世代人材の育成推進
ラックは、次世代の人材を育てることを目的に、組織横断型の専門組織「ラックユニバーシティ」を設置しており、社員が社員を育てるという意義に重きを置き、社員講師が社内研修を行う取り組みを推進しています。
また、優れた専門知識やスキルを有する社員を研修プログラムの講師(インストラクター)として認定する「ラックユニバーシティ講師認定制度」を2023年度に導入しています。役職定年後に社員の師範代として後進の育成を行うマスターインストラクター、高い技術の伝承などを担うトップガンインストラクターなど、専門スキルを備えた社員を社内講師として認定し、社員が社員を育てる企業文化の醸成を目指しています。
社員が主体的に学ぶ機会の創出
働き方改革の一環として、2018年度よりスキルアップの機会創出を目的に様々なトレーニングを行う「トレ☆フェス」を実施しています。共通したビジネススキルや社員が受けたい研修を用意することで、受講者の教養や仕事の幅を広げることを狙いとした全社員対象の研修集中月間としています。
社員一人ひとりが学ぶことの重要性を理解するとともに、社員自らが学びの場を創り、学ぶ環境に飛び込む風土の醸成を推進しています。