ラックは、人種、性別、年齢などにかかわらず、多様な社員が活躍できる環境、組織づくりを進めています。女性活躍や障がい者の活躍推進、学歴によらない初任給制度の制定など、様々な取り組みに挑戦しています。
女性活躍推進
ラックは、女性社員が活躍できる場を広げていくとともに、女性管理職比率の拡大に積極的に取り組んでいます。
女性社員が活躍できる場を広げ、2019年には、女性活躍推進の取り組みが優良な企業に与えられる「えるぼし」認定を取得しました。えるぼし認定には、基準をどのくらい満たしているかで3段階の評価があり、当社は最高位となる三つ星の認定を取得しています。

女性が継続的に働ける環境づくりを目指し、家族の転勤など様々な事情により、遠隔地への居住移動が必要となった際には、テレワークのできるIT環境を活用し、各地域拠点などで勤務できるように取り組んでいます。
社員の育児休業の取得にも力を入れており、女性の育児休業からの復職率は継続的に100%を達成するとともに、男性の育児休業取得率の向上にも取り組んでいます。
障がい者活躍推進
ラックでは、多様な人材の活躍を推進する活動の一つとして、障がい者の雇用促進に積極的に取り組んでいます。
専門的な知識・スキルを持つ人材も多く在籍しており、技術部門のエンジニアや研究者、また間接部門のスタッフとして障がいのある社員が他の社員との垣根なく活躍しています。研究部門では、視覚障がいがありながらもセキュリティに関する技術者として長年活躍しており、「サイバーセキュリティに関する総務大臣奨励賞(2018年度)」を受賞した方もいます。採用スタッフとして長年にわたり活躍する在籍者は、社外活動においても自身の経験や知識を活かし、障がい者雇用や就労支援についての講演やワークショップを行っています。また、視覚障がいのあるマッサージ師による「リラックスルーム」を社内に開設し、社員の健康促進と障がい者雇用を両立させる取り組みも進めています。
障がい者の皆さんが能力を最大限に発揮できる環境を提供し、多様性を尊重する企業文化の醸成を目指しています。
新卒採用の推進
ラックは、新卒採用における優秀な人材獲得に向けた取り組みとして、2017年4月に学歴別の初任給を廃止し、技術を持つ高専生なども大卒にあわせた初任給制度を導入しました。
また、CTF(Capture The Flag)と呼ばれるインターネット上で実施するセキュリティテストで一定の成績を収めた入社希望者には、1次面接、2次面接を省き、一気に社長による最終面接で採用を決める画期的な手法を2017年度に導入しました。さらに第二新卒者も2019年度から受け入れを開始し、多様な人材獲得に取り組んでいます。