ラック、資産譲渡によりWebベースのスマートフォンアプリケーションの脆弱性診断を開始
~Androidアプリセキュリティ基準のデファクトスタンダードに対応~
2019年11月12日 | プレス
株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:西本 逸郎、以下 ラック)は、Androidアプリケーション(以下、Androidアプリ)の脆弱性を発見し、原因と対策(修正方法)を提示する「Secure Coding Checker」の提供を2020年4月より開始いたします。
スマートフォンが日常生活やビジネスになくてはならない存在になっています。情報検索、写真や動画の撮影に留まらず、人々のコミュニケーションを支え、買い物から決済などあらゆる分野で活用されています。サービス提供者は、ライバルに打ち勝つためにも魅力あるアプリをいち早く開発し市場に投入しなければなりません。さらに最新のセキュリティ対策も求められています。もし対策を怠るといくら優れたサービスであっても、情報漏えいやアプリの悪用などが発生すると一気に信用を失い事業を中断せざるを得ない事態に陥りかねません。
このような状況の中、ラックは一般社団法人日本スマートフォンセキュリティ協会が公開する「Androidアプリのセキュア設計・セキュアコーディングガイド」に100%準拠したAndroidアプリの脆弱性診断を行う「Secure Coding Checker」を提供するソニーデジタルネットワークアプリケーションズ株式会社と資産譲渡契約に合意したことをお知らせいたします。
「Secure Coding Checker」の主な特徴
Webベースの脆弱性診断ツール
開発したアプリをWebブラウザからアップロードするだけの簡単な操作で網羅的な診断が可能。問題のある箇所と理由の表示に加え、JSSECセキュアコーディングガイドの該当部分へのリンクが表示され、修正方法を素早く簡単に知ることができます。
デファクトスタンダードに則った診断
Androidアプリにおけるセキュリティ基準のデファクトスタンダードである「Androidアプリのセキュア設計・セキュアコーディングガイド」に100%準拠した診断を行います。本ガイドは2012年6月以降、随時更新を重ねており、Secure Coding Checkerもその更新に合わせてバージョンアップを続けています。将来にわたって診断の質を保つことが可能です。
今後もラックは、日々刻々と変化する脅威をいち早く捉え、お客様の事業の安心・安全に貢献してまいります。
株式会社ラックについて
ラックは、1986年にシステム開発事業で創業、多くの実績を誇る「金融系の基盤システム開発」をはじめ、社会の基盤システムの開発を行っています。1995年にはいち早く情報セキュリティ事業を開始し、現在ではサイバーセキュリティ分野のリーディングカンパニーとして、官公庁・企業・団体等のお客様に業界屈指のセキュリティ技術を駆使した、先端のITトータルソリューションサービスを提供しています。
ソニーデジタルネットワークアプリケーションズ株式会社について
ソニーデジタルネットワークアプリケーションズは、ソニーグループのソフトウェア開発の専門会社として、ソニーのデジタル機器用組込みソフトウェアと先進のオープンプラットフォーム上でのソフトウェア開発を行っています。 ソニーのビジネス戦略に沿ったコア技術・高付加価値技術でグループをリードし、技術の架け橋として、ソニーのものづくり = 感動価値 の創出に貢献し続けています。
* ラック、LACは、株式会社ラックの国内及びその他の国における登録商標または商標です。
* その他、記載されている会社名・団体名、製品名などは、各社の登録商標または商標です。
* 記載されている情報は、発表時点のものです。その後予告なしに変更となる場合があります。