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オフィスのIT環境を丸ごとアウトソーシングで実現するクラウド型サービス「サイバー・ビジネス・センター」を提供開始

~IT運用負荷の軽減とコスト削減を実現し、利便性とセキュリティを向上~

2010年5月27日 | プレス

株式会社ラック(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:齋藤理、以下ラック)は、PCやネットワークなどオフィスのIT環境を一括して仮想化し収納、セキュリティを含めた運用を行うクラウド型オフィス環境提供サービス 「サイバー・ビジネス・センター(以下、CBC)」を、2010年6月1日から提供します。

Webや基幹業務に利用されるサーバにおいては、効率化・コスト削減などを目的にクラウド利用や仮想化が推進されています。一方、オフィスのPCやネットワークでは、煩雑なセキュリティ対策が必要不可欠であることや、個人情報保護などの管理要求も相まって、そのクラウド利用は進んでいないのが実情です。本来利便性の高いPCや携帯電話も、セキュリティ上の課題から利用が制限され、活用の幅を著しく狭められているなど、オフィスのIT環境活用には課題が多いのが現状です。

ラックは、企業や団体などの組織にとって大きな負荷になっているオフィスのIT環境に着目し、利便性とセキュリティの向上を図りながら、組織のIT運用負荷を軽減し、コスト削減を実現するクラウド型サービスのCBCを提供します。CBCは、サーバ、ネットワーク、PCなどのオフィス機能を遠隔操作で利用できるため、社内はもちろん外出先、自宅など場所を選ばず、アクセス条件を細かく制御することで安全に利用することができます。重要な情報や個人情報は包括的なセキュリティ対策が施されたCBC内に保持することで、情報漏えいリスクが低減し、ITの運用負荷の軽減も見込まれます。また、ご要望に応じ、お客様の既存環境に専用のCBCを構築し、運用を支援するサービスも提供します。

CBCは、重要な情報を持つ組織、IT環境への投資や人材確保が困難な中小企業、IT投資コストや運用負荷を軽減したい組織などに最適な、安全・安心のオフィスのIT環境を実現したサービスです。

CBCの特長

安全なデータのやり取り

USBメモリ、電子メールなど、情報の持ち出しと持ち出し後の取り扱いを、安全にコントロールできる仕組みが備わっています。

管理問題を改善

認証、認可、アクセス制御、操作ログ、セキュリティ対策など、管理された仮想PCで機密情報や重要情報を取り扱うようになるため、直接操作するクライアントPCの管理負荷をほとんど気にする必要がなくなります。

認証基準適合を支援

個人情報やクレジットカード情報などの重要な情報資産を取り扱う環境を適切に分離して管理できるため、プライバシーマークや、PCIDSS(*1)、ISMS(*2)などへの対応も単純化でき、運用負荷を減らし低コストで管理強化を行えます。

現有PCで軽快に利用

他最新のIT環境はCBCに用意されているため、サービス利用に使用するクライアントPCは最低限の機能で充分となり、低価格PCや旧いPCなど、活用の幅が広がります。さらに、iPhone(アイフォン)(*3)やAndroid(アンドロイド)携帯(*3)に代表されるスマートフォン(*3)などの活用が図りやすいのも特長です。

固定資産の流動化

従来負荷となっていたインフラ固定資産の初期投資を行わずに、サービスをご利用いただけ、財務体質の強化・健全化を支援いたします。進化の著しい最新テクノロジーも安心してご利用いただけます。

旧システムを延命

過去に開発された業務システムでは、セキュリティ対策を適用できないなどの課題がありますが、CBCに移行することで、従来の資産も安全に有効活用が可能です。

危険行為も安全に

金融関係機関などに代表される重要情報保護の徹底を要する組織においては、外部からの電子メールやホームページの閲覧も危険な行為となりますが、CBCを活用することで、逆に、業務上必要な危険な行為も安心して行うことも可能です。

CBCの特長

CBCは、ラックの長年にわたるセキュリティサービス提供と、数多くの運用ノウハウ、不正アクセス事件や情報漏えい事故の対応経験を活かし、オフィスネットワークに必要なセキュリティ対策要件を適切に満たして提供されます。CBCのご利用により、お客様は本来必要なセキュリティ意識を持つだけで、オフィスのIT環境を機動力や利便性を高く活用でき、IT環境への投資の目的である、組織の収益力や競争力向上を効果的に図ることが可能となります。

ラックはCBCの提供により、従来からのセキュリティサービスの提供に加え、セキュリティが必須である「サイバー空間のオペレーション」分野のサービスを拡張してまいります。

◎詳細情報

https://www.lac.co.jp/service/cloud/cbc.html

*1:PCIDSS (Payment Card Industry Data Security Standard)
クレジットカード情報や、取引情報を安全に守るために、JCB、American Express、Discover、MasterCard、VISAの国際ペイメントブランド5社が共同で策定した、クレジット業界におけるグローバルセキュリティ基準。電子商取引などを利用する企業は、PCIDSSに規定されているセキュリティ基準を満たすことを推奨されている。

*2:ISMS (Information Security Management System)
組織が保護すべき情報資産を適切に管理し、情報を扱うための基本的な方針(セキュリティポリシー)やそれに基づく計画、計画の実行と運用、方針と契約の見直しまでを含めた、総合的な情報リスクマネージメント体系。(財)日本情報処理開発協会(JIPDEC)により、「ISMS適合性評価制度」が運用されている。

*3:iPhone、Android携帯、スマートフォン
スマートフォンは、通常の音声通話だけでなく、インターネットの操作性を高め、スケジュール、個人情報管理などパソコンなみの機能を搭載した高機能携帯電話。米アップルのiPhone、米グーグルのAndroid OS携帯が代表的。

以上

【株式会社ラックについて】

株式会社ラックは、情報化社会の進展で地球が加速度的に縮小していくことを予測して1986年9月3日に設立されました。セキュリティソリューション分野でのリーディングカンパニーとして、「サイバーリスク総合研究所」によるサイバー社会の安全な活用のための総合的な研究、国内最大級のセキュリティ監視センターJSOCによる24時間365日の高度なセキュリティ監視・分析サービスの提供、「サイバー救急センター」による情報漏えい事故などの緊急対応・支援など、特徴的な活動を基軸に先進のセキュリティテクノロジーを活用し、官公庁・企業・団体等のお客様に総合的なセキュリティソリューションサービスを提供しています。

■お客様からのお問い合わせ先

株式会社ラック
E-mail: sales@lac.co.jp
お問い合わせフォーム

* LAC、ラック、JSOC(ジェイソック)は、株式会社ラックの登録商標です。
* iPhoneは、米国および他国のApple Inc.の登録商標です。
* Androidは、Google Incの商標または登録商標です。
* その他、記載されている製品名、社名は各社の商標または登録商標です。

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