クレジットカードの情報流出を予防する「カード番号保有チェックサービス」を提供開始
2009年8月10日 | プレス
株式会社ラック(本社:東京都港区、代表取締役社長:齋藤 理、以下ラック)は、クレジットカード情報を取り扱う、主に銀行・証券会社・保険会社などを対象に、故意・過失を含めて従業員のパソコンにクレジットカード情報が保管されていないことを確認する「カード番号保有チェックサービス」を、本日から提供します。
クレジットカード情報の流出事件が相次ぎ発生し、社会的な騒動となっています。カード情報流出事件は、流出元の企業に損害を与えるだけでなく、顧客にとっても個人情報の流出に加え、クレジットカードが不正使用される恐れがあります。そのため、クレジットカード情報を取り扱う企業には、クレジットカード情報をはじめ個人情報などの顧客情報の管理体制の強化が求められています。
「カード番号保有チェックサービス」は、従業員が使用するパソコン内に、不用意にクレジットカード情報が保管されていないことを確認できるサービスです。本サービスでは、これまでにラックの緊急対応サービス「サイバー119」で対応にあたったカード情報流出事件などで使用実績のある、サイバーリスク総合研究所が独自に開発したチェックツールを利用します。調査の方法は、調査対象となるパソコンにチェックツールをインストールして、カード情報を含むデータを検索します。ラックの専門エンジニアが、チェックツールの調査結果を詳細に分析して、報告書を提出します。
本サービスの特長は、単にカード情報が含まれているファイルを探すだけではなく、パソコン利用者の手によって既に削除されたファイルについても調べることができるという点です。これにより、厳重な顧客情報管理が求められる銀行・証券会社・保険会社などにとっては、従業員のパソコンに不要なクレジットカード情報を保有していないことを客観的に確認できるほか、クレジットカード情報の流出事故を未然に防ぐ予防策にもなります。
本サービスに含まれる調査活動は、すべてお客様のサイトで実施されます。また、お客様の組織体制やシステム環境にあわせてチェックツールを都度調整しながら、本サービスを提供します。
以上
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https://www.lac.co.jp/contact.html
【株式会社ラックについて】
2012年4月に持株会社ラックホールディングスと完全子会社3社(ラック、エー・アンド・アイ システム、アイティークルー)が経営統合し、高度な情報セキュリティ技術に裏付けられたITトータルソリューションを提供する株式会社ラック(新生ラック)として新たにスタート、サイバー社会の安全に貢献してまいります。前身であるラックは、1986年9月3日に設立され、セキュリティソリューション分野でのリーディングカンパニーとして、1995年より提供する「脆弱性 診断サービス」、国内最大級の「セキュリティ監視センターJSOC」による24時間365日の高度なセキュリティ監視・分析サービスの提供、「サイバー救急センター」による情報漏えい事故などの緊急対応・支援など、官公庁・企業・団体等のお客様に総合的なセキュリティソリューションサービスを提供しています。
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株式会社ラック 事業推進統括部 マーケティング部
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