IBM Lotus Notesユーザ企業向けのメールセキュリティ対策を支援
2011年7月26日 | プレス
総合ITソリューションを提供するラックホールディングスグループのエー・アンド・アイ システム株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:髙梨輝彦、以下、A&I)は、IBM Lotus Notes/Domino(以下、Notes)を利用する企業にとって課題となっているメール利用時のセキュリティに関し、サイバーソリューションズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:秋田 健太郎、以下、サイバーソリューションズ)のセキュアメール製品群を活用した「Notesメールセキュリティ課題解決支援サービス」を開始します。
昨今、大規模な情報漏えい事件が発生し、悪意の攻撃に対してのさらなる情報漏えい対策が求められています。また、情報漏えい発生時には原因究明が重要となりますが、特に電子メールにおいては、通信記録を保管し、保管データの検査を行うことが重要となり、次の3機能が要求されます。
- ジャーナル機能: メールの通信を「収集」して記録、変更履歴を取る機能
- アーカイブ機能: メールを「長期保管」・「管理」する機能
- 検索機能: 必要なとき即座に「検索」してメールのデータにアクセスする機能
Notesの標準機能である「メールジャーナル」では「アーカイブ機能」と「検索機能」が十分とは言えません。また、この「メールジャーナル」機能は、2002年のNotes R6から実装されているため、R5以前のバージョンではその機能が存在しておらず、メールのセキュリティ対策の観点からは、リスクが残る危険な状態です。
この度、Notesのコンサルティングから導入保守まで多くの実績を持つA&Iは、サイバーソリューションズの「MailBase※」「MailGates」「CyberMail」を組み合わせ、短納期かつ低価格でNotesメールの課題を解決する「Notesメールセキュリティ課題解決支援サービス」を提供します。
●Notesメールセキュリティ課題解決支援サービスの主な特長
- Notesメールジャーナルと連携し全て、またはフィルタリングされたメールを「収集」することができます。
- 社内メール、社外メールを問わず全てのメールを「長期保管」し、保管メールが削除・改変されないように「管理」することができます。
- 保管メールから流出情報をキーワードとして流出の原因となったメールを「即座に検索」できます。
A&Iは、メール運用負荷の低減、セキュリティの向上、ダウンサイジング、クラウド化などのニーズを有するNotesユーザを対象に、2012年3月末までに20社・3億円の導入を目指します。今回の「Notesメールセキュリティ課題解決支援サービス」に限らず、セキュリティ、インフラ、運用支援、構築などあらゆる分野でA&IはNotesユーザを支え続けます。
以上
- ※「2009年メールアーカイブ出荷金額国内No.1を獲得」富士キメラ総研「2010ネットワークセキュリティビジネス調査総覧」より
【エー・アンド・アイ システム株式会社について】
1987年に設立されたエー・アンド・アイ システム株式会社は、IT のトータル・ソリューション・プロバイダーとして、コンサルティング、設計、開発、運用、保守の情報システム構築の全工程において、インテグレーションおよびアウトソーシングなどの形態でサービスを提供しています。2001年5月、IDC/ASP 事業の推進を目的として福島県喜多方市にインターネット・プロダクション・センター(IPC)を建設、セキュリティ管理機能、設備環境基準を十分に満たした国内第一級のデータセンターとして24時間365日連続稼動を実現しております。同センターの主たるお客様には喜多方市役所様があります。2007年10月の株式会社ラックとの経営統合により、ラックホールディングスグループとなり、総合的なITサービスを提供しています。(http://www.aandi.co.jp/)
【サイバーソリューションズ株式会社について】
サイバーソリューションズ株式会社は電子メールサーバをはじめ電子メールセキュリティ関連の製品を中心に、企業向けソフトウェアの開発、販売、提供をしています。
電子メールソリューションの分野におきましては、国内で約9,500社以上の企業で利用されている高性能Wメール機能搭載の統合型セキュア・メールサーバシステム「CyberMail」、内部統制・コンプライアンス対策として国内メーカー実績NO.1のメール監査・メールアーカイブシステム「MailBase」、未知のスパムも情報漏洩の脅威からも高い投資対効果でシャットアウトできるアンチスパムシステム「MailGates」を開発、販売しております。2009年より自社の電子メールシステムの技術をクラウド・SaaS型の「CYBERMAILΣ」提供するサービス事業も開始しました。日本の企業では珍しい独自のメールシステムの技術を有することにより、安全で快適な電子メール環境のトータルソリューションの提供を行っています。(http://www.cybersolutions.co.jp/)